ASEAN・日本経済協議会 日本委員会（会長＝三村明夫・日本商工会議所／東京商工会議所会頭）は、３月５日（金）に、日本貿易振興機構（ジェトロ）DX推進チーム 蒲田亮平課長代理を講師に迎え、「コロナを受けたASEANの経済統合の変化とJETRO 関連事業のご紹介」をテーマにオンラインでセミナー・意見交換会を開催し、委員企業から２２名が参加しました。

講師より、ASEANの経済統合プロセスの振り返りと各国産業界の関与、中国とASEANの関係を中心にここ１０数年の経済的力学の変化、コロナを踏まえた経済統合プロセスの変化に対するASEANと日本の対応についてお話しいただいた後、海外スタートアップ企業等と日本企業の連携・協業のためにジェトロが新たに開始したビジネスプラットフォーム「J-Bridge」のご紹介がありました。

その後、RCEP発効後に予想される経済的力学の変化や日本企業の対策、ASEAN側からみた経済的政治的な期待・展望、ASEANにおけるグリーン政策、日本企業のASEANビジネスにおける対中国戦略、中国からASEANへの生産移管の状況、ATIGAによる関税撤廃後のメリット・デメリット、ASEANにおけるデジタル分野への投資などに関して質疑応答があり、活発な意見交換が行われました。

ASEAN・日本経済協議会日本委員会は、1980年の発足以来、ASEAN側のビジネス諮問評議会（ASEAN-BAC）をカウンターパートに、日本とASEANの経済界同士の交流を進めるとともに、貿易や投資、産業協力、観光ならびに人材・文化交流を促進しています。

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