東京商工会議所城東支部５支部（江東・墨田・足立・葛飾・江戸川）と浦安商工会議所は６月１０日、「高校と会員企業による就職情報面接会」を開催した。

　来春に高校の新卒者の採用を予定している会員企業121社から184名の採用担当者と、城東地区の高校から22校・48人の就職担当教職員が参加し、業務内容や雇用条件などについて情報交換した。本事業は今年で13回目の開催となるが、近年の人手不足を背景に定員を大幅に上回る200社以上の企業から申し込みがあり、当日は教職員と真剣な面談が行われた。

　参加した企業からは、「地元の高校と面談でき、非常に満足。慢性的に人手が不足しているので、積極的に採用したい」との声が聞かれた。また、高校側からは、「就職後に生徒にしっかり働いてもらうためには、こうして様々企業の方とお会いしてお互いに理解を深めることが重要。卒業生の状況も知ることができ、時間を有効に活用できた。大変ありがたい」との声があった。