東商の活動

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資源・エネルギー部会 パネルディスカッション「再エネ・新エネ×地域×レジリエンス~エネルギー政策と企業経営~」を開催しました

2019年1月30日
東京商工会議所
産業政策第二部
会場の様子

会場の様子

講演する橘川武郎教授

講演する橘川武郎教授

 資源・エネルギー部会(=部会長 広瀬道明・東京ガス株式会社 取締役会長)は、エネルギー・環境委員会等と共催で、パネルディスカッション「再エネ・新エネ×地域×レジリエンス~エネルギー政策と企業経営~」を開催し、約180名の方にご出席いただきました。
 まず、橘川 武郎氏(東京理科大学大学院経営学研究科・教授)から基調講演として、人類の直面する危機や再生可能エネルギーの現状と見通し、レジリエンスと地域・中小企業の関わりについてのお話をいただきました。
 続くパネルディスカッションでは、橘川氏をファシリテーターに、児嶋 太一氏(エネトピアグループ鳥取ガス株式会社・代表取締役社長)、田中 いずみ氏(デンマーク王国大使館・上席商務官(エネルギー・環境担当))、中井 照大郎氏(株式会社百森・共同代表)の三方をパネラーとして、議論をスタートしました。地域密着でシュタットベルゲを目指す児嶋社長、熱利用が大きく進むデンマークの事例を紹介する田中上席商務官、森林資源の利活用の最大化と林業の再興を目指す中井代表から、それぞれプレゼンテーションをいただいたあと、再エネ・新エネ、分散型エネルギーはどのようにあるべきか、地域で中小企業経営はどう関わっていくのか等について、積極的な議論が交わされました。
 パネルディスカッションの後半では、会場からの質問を受けつけ、パネラーとの質疑応答を通じて議論の深掘りを図りました。参加者からは「立場の違うパネラーの意見が聞けてよかった」という声や、「興味ある内容だったのでもう少し時間があるとよかった」という意見がありました。
 朝早い時間からの開催でしたが、エネルギーの在り方を軸に将来の中小企業経営と地域の関係性を探究する、情報満載のパネルディスカッションとなりました。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
産業政策第二部
担当 森・福留・山本
TEL 03-3283-7836