人材・能力開発部 人材支援センター、台東支部ジュエリー分科会（分科会長＝ダイドウ商事㈱・氏家社長）は、11月28日（水）に一般社団法人日本ジュエリー協会と共催で、台東区の地場産業であるジュエリー産業と工芸・デザインを学ぶ専門高校である都立工芸高校の交流を目的に「東京都立工芸高等学校視察会」を開催しました。本事業は創立１４０周年記念事業として実施し、当日は14社・団体21名にご参加いただきました。視察会では、生徒が実習に用いる校内の各種設備や、展示作品などを見学したほか、意見交換会では、教員から同校の概要説明の後、生徒自らが実際に制作した作品の発表等が行われました。その後の自由討議では、企業側からは「加工技術の高い設備が備わっており、作品のレベルも高い」「客観的な技能水準の目安として、生徒さんに、技能検定にチャレンジしてほしい」「OB・OGクラフトマンも優秀で、みなさんは金の卵。将来の技術者として魅力的」などの声があり、生徒側からは「学んだ技術が生かせるジュエリー業界の就職先があまりないため、ぜひ皆さんから求人がほしい」などの声があり、活発な意見交換がなされました。懇親会では参加企業間で同校に関する情報交換を行い、盛会のうちに終了しました。