事業承継事例

まもなく創業100周年を迎える株式会社中尾電設(代表取締役:中尾 公一氏、所在地:東京都品川区二葉一丁目)は、技術を根幹とするサービス提供を経営理念に掲げ、公共・教育・生産・商業施設、ビル・マンション及び住宅等の電気設備の設計施工を通じて、情報化社会を支えるインフラの整備や、新エネルギーを希求する社会への貢献に取り組んでいます。


工事実績:品川区立豊葉の杜学園



コロナ禍での事業活動にITツールを活用

コロナ禍で、感染防止に努めながら最小限の人数で現場作業を行う局面が増加。中尾社長は、従来にも増してITツールを積極的に活用することで解決策を図りました。

事務所に常駐するベテラン社員がスマホを活用しながら現場作業員に指示を出し、図面や工程表をLINE WORKS(クラウド型ビジネスチャットツール)で作業員に送信することで、新型コロナウイルスの感染防止と効率的な人員配置を実現。高度なシステムを利用するのではなく、安価で使いやすい身近なITツールを活用することで利益率が向上。ITツールの活用によって、ベテラン社員が事務所で専門業務に従事する時間が確保され、複数の工事現場で起こりうるトラブルの早期発見・防止も可能になり、生産性向上にもつながっています。

教育体制

中尾社長は、社員のITリテラシー向上にも取り組んでいます。
若手社員とベテラン社員を組み合わせたチームを結成し、ITツールの活用方法についてチームメンバー同士で試行錯誤しながら実践することを奨励しています。旗振り役としてITツールの管理権限を若手に任せることでベテラン社員も含めた全社員のITリテラシーが向上。中尾社長がこれまで直接指導していたシステム操作の支援が不要になるなど成果が出始めています。

また、コロナ禍で出社制限を余儀なくされたバックオフィス業務を担う社員に社外オンライン講座の受講を推奨。表計算ソフトExcel活用方法のオンライン講座を受講した社員の資料作成スキルが向上し、会社全体の業務効率化につながりました。これ以外にも、現場の作業日誌や議事録作成に際してMicrosoft365 One Note(デジタルノート)の利用や、月例の全社員会議をZoomを使ってオンラインで実施するなど、社員がITツールの活用によって生産性の向上を体感する環境を整備しています。

課題

今後の課題として、取引先数の増加に伴い、取引先ごとに受発注システムが異なるケースに応じたシステム構築や、新卒採用も含めた社員数の増加によるオフィス移転、クラウドファイルサーバーの設置、フリーアドレス導入に伴うノートPCの購入などを計画しています。

ビジョン

中尾社長は、お客様への最先端の工事技術の提供と社員が生き生きと活躍できる環境づくりに今後も取り組み、東京商工会議所会員の一員として品川区の産業発展に貢献したいと考えています。

代表取締役 中尾 公一 氏




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