TPP早期発効を

　日智経済委員会（委員長＝小林健・三菱商事会長）は8月30・31日、「第30回日智経済委員会」を都内で開催しました。会議には、両国の財界などから総勢121人が参加しました。
　冒頭挨拶した小林委員長は、日智租税条約や日智両国を含むTPP（環太平洋経済連携協定）が本年に入り署名されたことに触れ、より質の高い経済関係の実現に向け各国の批准と早期発効を求めました。また、「チリをはじめとする中南米諸国では、開かれた経済を志向する国が増えており、今後世界経済におけるこれらの国々の存在感は一層大きなものとなる」と述べ、中南米諸国のさらなる発展に期待を寄せました。
　2日間にわたる会合では、「イノベーション：現在と将来の両国ビジネスにおける協力の展望」「TPPと太平洋同盟：日智関係の進展」の2つのテーマについて議論しました。両国経済の一層の緊密化に向けて意見交換を行いました

　
　

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