1月22日（水）、東京商工会議所目黒支部は目黒雅叙園にて新年賀詞交歓会を開催しました。支部役員や会員事業所の経営者をはじめ、国会議員や都議会議員、区議会議員らの来賓など、181名が参加しました。

　第1部の講演会には、スポーツジャーナリストの二宮 清純 氏をお招きし、「勝つリーダー・勝つ組織の条件」と題してご講演いただきました。二宮氏は、マラソンの高橋尚子選手のトレーニング法や短距離走の朝原宣治選手の海外遠征の準備などを例に挙げ、何事も万全の準備をして臨めば必ず勝利できることを熱く語られ、参加者も熱心に耳を傾けていました。また、"il bello dorso"というローマ帝国のことわざを取り上げ、「良きリーダーとは、修業を積み、自らの行動で示さなければならない。リーダーたるもの自分の背中がどう見られているのかを気にしなければならない。」と良きリーダーの条件を説きました。

　続いて開かれた式典の挨拶では、佐藤與治会長が昨年11月1日の役員・評議員の改選により新体制を確立できたことから、「スピード感を持ち、現場の声を汲み上げ、積極的に事業を推進していきます。そして、企業に取って明るい経営環境になるよう、また目黒区で企業経営をしていて本当によかったと言われるよう頑張ります。」と述べました。また、永年会員表彰や会員増強表彰、第３部の懇親会では来賓紹介や新入会員紹介なども行われ、盛会裏に終わりました。