世田谷支部では、交通運輸分科会・地域振興分科会の共催で、2月6日（水）首都高中央環状品川線「大橋ジャンクション」視察会を開催し、16名が参加しました。


　首都高速中央環状品川線は、中央環状新宿線と湾岸線の大井JCTを結ぶ延長9.4㎞の高速道路で平成25年度の開通を目指して工事がすすめられています。今回は大橋JCTの屋上に設置された庭園「おおはし里の杜」および中央環状品川線と3号渋谷線を結ぶ「大橋連結路」の工事現場を視察しました。

　はじめに、首都高速道路株式会社の担当者から、整備計画の概要や完成時の効果、工法技術などについて説明を受けたあと、目黒川周辺の原風景を再生した換気所屋上の庭園「おおはし里の杜」へ。雨水を利用したせせらぎや水田などを見学しました。
　その後、ヘルメット・マスクを着用して工事中の大橋連結路へ。現道（22m）の交通量を確保しながら連結路を施工するという非常に厳しい条件のもと、地中下で2つのシールドを接続するという高度な土木技術を駆使した現場を視察しました。