区の特色
世田谷区の概観・産業構造・特徴・地域の動向
■概観
- 人 口
- 920,596人(対前年同月比2,891人増)※2024年4月1日現在
- 世帯数
- 499,646世帯(対前年同月比4,939世帯増)※2024年4月1日現在
- 面 積
58.05k㎡/住宅用地50.4%、公共用地9.9%、商業用地6.2%
■産業構造 ※令和3年経済センサス―活動調査確報集計
- 事業所数
- 27,500事業所(※団体等公的機関を除く数)(カッコ内は前回調査時27,034事業所)
- 業種構成
-
- 業種
- 事業所数(構成比)
- 卸売・小売業
- 6,191 (22.5%)
- サービス業
- 4,055 (14.7%)
- 医療・福祉 3,403 (12.4%)
- 飲食店・宿泊業
- 3,292 (12.0%)
- 不動産業
- 3,094 (11.3%)
- 学術研究・
- 専門技術サービス
- 建設業
- 1,826 (6.6%)
- 製造業
- 687 (2.5%)
- その他
2,060 (7.5%)
2,892 (10.5%)
■特徴
世田谷区は、江戸時代は彦根藩世田谷領であったことから、彦根藩主井伊家の菩提寺である豪徳寺に、桜田門外の変で暗殺された井伊直弼の墓があるほか、吉田松陰を祀っている松陰神社や吉良家の菩提寺である勝光院もあり、歴史上重要人物が関係する神社仏閣がある。
区内は世田谷・北沢・玉川・砧・烏山の5つの地域に分けられる。都心に近く、交通の便が良い住宅地として2021年~2022年はやや減少をしたものの、概ね増加傾向にある。23区中では人口、世帯数ともに1位。(2023年5月現在)。昼間人口(854,838人)も港区に次ぐ2位である。(2020年国勢調査)
世田谷区の商店街数は、2019年時点で23区内では大田区、杉並区に次ぐ3位の129商店街となっている(2020年度世田谷区産業団体名簿)。区内で最も多い業種は卸売・小売業で、6,191事業所、58,487人の従業員が従事している。
区内の農地面積は、2023年に75.88ha(2013年比27%減)、農家戸数も2023年に291戸(2013年比20%減)と減少傾向だが、東京23区内では練馬区に次ぐ2番目の規模となる。区内農家の89%が0.5ha未満の小規模経営のため、多品目の農産物を少量生産し、農家の個人直売所またはJAの共同直売所などで販売する「地産地消」が農業経営の主流となる。区内で採れた農産物は、「せたがやそだち」と表示され販売されている(2022年世田谷区農家基本調査)。
■地域の動向
地域の再開発については次の通り。
- ・千歳烏山駅前広場及び明大前駅前広場の整備
- ・下北沢周辺地区道路、駅前広場等の整備(2028年度中に完成予定) ※駅舎は2019年3月使用開始
- ・下北沢地区地下復々線化の完成(1989年着工/2018年3月開通)
- ・京王線連続立体交差事業により高架化する区内7駅の外観デザインが決定。2018年から順次工事を開始し、2022年に最後の工区である第7工区(千歳烏山駅付近)の工事に着手。