東京商工会議所（世田谷・杉並・練馬支部）は12月17日（水）、3支部共催により「城西ブロック連携事業　工業分科会視察会」を開催し、9名が参加しました。

　一行はまず、株式会社金冠堂（山﨑社長＝世田谷支部工業分科会長）埼玉工場を訪れ、同社商品の製造ラインを視察。国内外のハイレベルな安全基準を遵守しながら、徹底した品質管理体制が敷かれた生産現場を間近で見学し、参加者からは感嘆の声が上がりました。

　昼食会場での参加者同士の交流に続いて、午後は東洋ドライルーブ株式会社（飯野社長＝世田谷支部会長）の群馬事業部を訪問。同事業部は、固体被膜潤滑剤「ドライルーブ」のコーティング加工を行う主要拠点の一つであり、同社の独自設計に基づいた特殊加工ラインの様子を肌で感じました。

　参加者からは「人手不足を補うロボットを活用した工場の取り組みに多くの気づきを得た」「初めて目にする機械設備が多く参考になった」「支部の垣根を越えた参加者同士の交流ができて有意義だった」などの声が寄せられました。
　
　東京商工会議所では、引き続き支部間の連携を強化して、会員企業の交流促進に繋がる視察会や交流会等の各種事業を開催してまいります。