東京商工会議所世田谷支部では８月１日（金）に交通運輸分科会、情報・サービス分科会主催で
“コンパクトシティー”として街づくりを進めている宇都宮市を訪問し、次世代型路面電車
“宇都宮ライトレール”とパナソニックエンターテイメント＆コミュニケーション㈱宇都宮工場
（＝通称PEAC）を視察しました。
　当日は、会員企業から１３名が参加しました。

　ライトレールは、100％再生エネルギー電力の供給により走り、振動や騒音が少ない環境に優し
い電車で、宇都宮中心区～工業団地～住宅地へのアクセスをスムーズにしコンパクトシティーの
街づくりの形成を担っていることを説明いただきました。
　つづいて、PEACではリファービッシュ事業（家電リサイクル）について話を伺いました。初期不
良やサブスクで使用された家電、主に冷蔵庫やテレビなどを修理再生し生まれ変わらせ、もう一
度市場に出す過程について実際に修理を行う現場の工程を確認しました。

　参加者からは「ライトレールと世田谷線との違いがよくわかった」、「人口減少が進む地方都
市でのコンパクトシティー推進についてよく学べた」、「資源が限られるなかでのリファービッ
シュ事業については有益」との声が聞かれました。

今後も東京商工会議所世田谷支部では、視察会、交流会を開催し会員交流の促進を実施してまいります。