日本メコン地域経済委員会（委員長＝石井敬太・伊藤忠商事(株) 代表取締役社長COO）は、11月26日、ホーチミン市労働傷病兵社会局（MOLISA）のレ・ヴァン・ティン局長を筆頭としたベトナム中央政府在ホーチミン人材関連部局やホーチミンの短期大学5校の学長などのご一行を迎えて懇談会を開催し、両国合わせ28名が参加しました。日本側は7社11名が参加しました。訪日団ご一行は、教育機関の教育改善や高専モデルを展開するために必要な支援や法整備を探ることや、修業後の学生の就職支援や採用について日本の行政や企業にヒアリングを行うことを目的に来日されました。

レ・ヴァン・ティン局長は冒頭挨拶にて、日本企業との労働や教育についての意見交換に意欲を示されました。訪日団代表の挨拶に続き、日本側参加企業より自社紹介が行われました。レ・ヴァン・ティン局長はホーチミン市における教育機関の概要について紹介し、日本の教育機関や商工団体とベトナムの学生や教師間の交流を深めていくことに期待を寄せられました。また、ベトナム訪日団側からは、ベトナム人材採用時の日本語のレベルや重視すること、ベトナム人材へのニーズや期待などについて多くの質問がありました。

本懇談会を主催した日本メコン地域経済委員会は、メコン地域の投資・ビジネス環境に関する情報収集や調査･研究、当該国・地域の政府・経済界との交流を目的に活動しています。

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