東京商工会議所墨田支部（会長＝老田勝・墨東化成工業社長）は2024年10月4日(金)に流通商業分科会（分科会長：石川大介・(株)モルフォ副社長）・運輸交通分科会（分科会長：波多野勝穂・㈱ニューラインフジ社長）主催により、墨田支部設立50周年事業として「羽田イノベーションシティ・羽田クロノゲート視察会」を開催し、20名が参加しました。

冒頭、石川分科会長ご挨拶の後、羽田空港に隣接する「羽田イノベーションシティ」について、公益財団法人大田区産業振興協会から施設の説明を受け、展示スペースや入居企業の視察を行いました。同施設は大田区と官民連携で開発を進める大規模複合施設で、延床面積約13万m2を超える建物に、研究開発施設・オフィス、先端医療センター、イベントホール、宿泊施設、日本文化体験施設、飲食施設などが集積し、産業交流などに活用されています。

視察後、同施設内の飲食店「HANEDA SKY BREWING」で昼食を取り、移動後、「羽田クロノゲート」を視察しました。当施設は日本最大級の物流ターミナルで、1時間に最大4万8千個の荷物を安全に仕分け、24時間日本の物流を支えています。当日は施設を運営する会社の歴史・社会における役割などの説明の後、ベルトコンベアーでの荷物の自動仕分けの様子や物流の集中管理の仕組みについて説明を受けながら視察しました。

参加者からは、「羽田イノベーションシティの入居企業の話が聞けて、羽田で展開されている新しい風に触れて刺激を受けた」「最新の物流システムの自動化の進み具合に驚き、知見が拡がった」といった声が聞かれました。

当支部では、引き続き視察会やセミナー等を開催して参ります。

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