東商の活動

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関東学生『インバウンド広域観光周遊ルート』旅行企画コンテスト グランプリ受賞作品 視察ツアーを実施しました

2017年6月23日
東京商工会議所
地域振興部
記念撮影(新日鐵住金鹿島製鐵所)

記念撮影(新日鐵住金鹿島製鐵所)

意見交換の様子(水戸商工会議所)

意見交換の様子(水戸商工会議所)

視察時の様子

視察時の様子

東京商工会議所 観光委員会(委員長=佐々木副会頭・株式会社ジェイティービー相談役)は、6月22日(木)~23日(金)潮来~鹿島~水戸を周遊する視察ツアーを開催しました。

当所と関東運輸局は、関東広域観光周遊ルートの形成促進に取り組んでいますが、その一環として「関東学生『インバウンド広域観光周遊ルート』旅行企画コンテスト」を実施しています。本年は、茨城県・清真学園高等学校の生徒有志が企画した「Sword High Technology」がグランプリを受賞しました。
そこで、当所では、若者の自由な発想を実際の旅行商品に仕立て、自然や歴史文化など関東が持つ多様な魅力を体感し、訪日外国人旅行者の誘客促進への気づきを得ることを目的に本視察ツアーを実施しました。

本視察ツアーでは、日本が誇る伝統的な刀の技術や歴史文化に触れることを基本とし、ベストシーズンである「潮来あやめ祭り」や水戸名物料理を堪能するなど、受賞企画のコンセプトを基に内容を構成しました。当日は、委員会メンバーや東商会員企業、国土交通省関東運輸局等の観光関係機関に加え、受賞校である清真学園高等学校の指導教諭・生徒が現地ガイド役として参画した他、水戸商工会議所では議員・役員との意見交換会を実施し、総勢33名が参加しました。

意見交換会では、2年後の茨城国体に向けた、白壁の修復による城下町の佇まい整備、大河ドラマ『光圀伝』の実現に向けた取り組み、千波湖の新規イベント「SENBAKO KAWADOKO NIGHT2017」の実施事例、関東運輸局から関東広域周遊ルートの取り組み、清真学園高等学校教諭から今回受賞した刀剣ツアーの企画経緯とコンセプトについて説明がありました。

全体の所感として、「茨城の観光素材のすばらしさを地元の高校生や学芸員による案内で、より深く体験できた」、「2日間でこれだけの刀剣を見学したのは初めて」、「同様のツアーが商品化されれば参加したい」など、非常に満足度の高い感想が述べられました。


【主な視察先】
・潮来あやめ祭り・・・・・・・・「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に選ばれている
・新日鐵住金鹿島製鐵所・・・・・敷地約1,000万㎡、約1万3千名が働く
・鹿島神宮・・・・・・・・・・・紀元前660年に創建、宝物殿に国宝の直刀を展示
・弘道館・・・・・・・・・・・・第9代藩主の徳川斉昭が開館した旧水戸藩の藩校
・偕楽園・・・・・・・・・・・・徳川斉昭の創建。好文亭、孟宗竹林などが見どころ
・徳川ミュージアム・・・・・・・「燭台切光忠」という太刀の他、約3万点を所蔵
・とう粋庵・・・・・・・・・・・水戸商工会議所の全面支援する「黄門料理」を体験

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
地域振興部
担当 増田・岩澤
TEL 03-3283-7658
FAX 03-3283-7633