東商の活動
「大手×スタートアップ オンラインパネルディスカッション ~観光・流通・サービス業界の協業事例に学ぶ~」を開催しました
東京商工会議所
地域振興部
トラベル&ツーリズム委員会(委員長=田川副会頭・株式会社JTB相談役)、流通・サービス委員会(委員長=宮入特別顧問・株式会社宮入社長)、イノベーション・スタートアップ委員会(委員長=倉石副会頭・本田技研工業株式会社会長)の3委員会は共催で、3月2日(木)、「大手×スタートアップ オンラインパネルディスカッション ~観光・流通・サービス業界の協業事例に学ぶ~」と題したオンラインイベントを開催し、105名が参加しました。
本イベントは、コロナ禍で深刻な打撃を受けた観光、流通、サービス業の振興を目的として、今後の環境変化を踏まえた新たな事業活動を検討する上での一助として、大手とスタートアップによる協業やオープンイノベーションの活用事例を紹介すべく、委員会の垣根を超えて初めて実施しました。
当日は、観光、流通、サービスの各分野から、大手企業3社、スタートアップ3社の計6社にご登壇いただき、日本最大級の企業検索・マッチングプラットフォーム「AUBA」を運営する、中村亜由子氏のファシリテートにより進行しました。
観光分野からは、株式会社JTBとKotozna株式会社の2社が登壇し、宿泊事業者向けの多言語コミュニケーションサービスに関する協業事例について、ご紹介いただきました。
続いて、流通の分野からは、株式会社三越伊勢丹ホールディングスとスカイファーム株式会社の2社が登壇しました。両社からは、三越日本橋本店の手土産ギフトと、スカイファームが手掛けるモバイルオーダーシステムとの融合による協業事例等をご紹介いただきました。
最後に、サービスの分野からは、東急グループとしてオープンイノベーション活用に取り組まれている株式会社東急レクリエーションと、株式会社パンフォーユーの2社が登壇し、パンフォーユーが独自開発した冷凍技術を活用したパンを、映画館に導入した事例について、ご紹介いただきました。
イベント後半では、オンライン視聴者参加型のパネルディスカッションを行い、参加した創業予定者などから活発に質問や意見が寄せられました。ファシリテーターの中村氏からは、オープンイノベーション活用の重要性が語られたほか、「大手、中小、スタートアップを問わず、あらゆる企業が手を携えて、社会課題解決に取り組むことが大切である」と、総括いただきました。
今後も3委員会では、会員企業のニーズを捉えて、役に立つ情報発信を行ってまいります。
東京商工会議所
地域振興部
担当 多田、東尾、木幡
TEL 03-3283-7658