東京商工会議所 中小企業委員会（委員長＝大久保秀夫・フォーバル会長）は7月7日、慶應義塾大学三田キャンパスで開催された慶應義塾志木高等学校主催「志木演説会」に、矢島里佳氏（株式会社和える社長）を紹介し、起業家セミナーを開催いたしました。本セミナーは、主に大学生を対象に開催して参りましたが、今回は、本委員会学識委員の髙橋美樹氏（慶應義塾大学商学部教授）が慶應義塾志木高等学校の校長をお務めになっていることから、今回の企画が実現しました。
　講演では、矢島社長は800人の学生を前に、慶應義塾大学法学部を志望した経緯、矢島社長が創業に至った伝統産業への想い、そして、高校生活を経て大学生となる在校生に対し、「やりたいことを見つけること」、「挑戦すること」の大切さを矢島社長から穏やかな話し振りながらも熱く語っていただきました。特に、起業の理由として「やりたいことをやらない勇気がなかった」と話されていたことは非常に印象的でした。講演後の質疑応答では、挙手の他、個別に質問する学生も見受けられるなど、活発な意見交換が行われました。