東京商工会議所　観光委員会は、７月１８日、「旅行市場の展望と課題とは」を開催し、約８３名が参加しました。今回は、公益財団法人日本交通公社の企画協力のもと、「旅の図書館」（港区南青山2-7-29 日本交通公社ビル）で開催しました。

　基調講演では、跡見学園女子大学　観光コミュニティ学部　観光デザイン学科　教授／東京都観光事業審議会　会長　安島　博幸 氏から、「観光先進国の実現と東京都の観光」と題し、ご講演いただきました。安島氏は、事例を紹介しながら観光価値の「二面性」について、解説いただきました。

　続く、講演①では、公益財団法人日本交通公社　観光地域研究部　主任研究員　五木田　玲子 氏から、「日本人の旅行市場の動向」と題し、旅行者数の推移や旅行意識の変化について、ご説明いただきました。

　講演②では、公益財団法人日本交通公社　観光経済研究部　主任研究員　川口　明子 氏から、「訪日外国人の旅行動向」と題し、データを用いて国籍毎の旅行時期・訪問地や旅行スタイルなどの違いを、ご説明いただきました。

　最後に、講演③では、公益財団法人日本交通公社　観光政策研究部　次長・主席研究員　山田　雄一 氏から、「日本版ＤＭＯの目指すもの」と題し、ＤＭＯの成り立ちを含め、日本版ＤＭＯの問題点と解決策について、お話しいただきました。

　東京商工会議所としては、今後も、関係機関と連携し、最新の観光動向や具体的な対応策に関する情報提供をしてまいります。

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