日本・東京商工会議所に事務局を置く日本メコン地域経済委員会（委員長＝鈴木善久・伊藤忠商事㈱取締役副会長）は１２月２３日、タイ王国大使館経済・投資事務所タイ投資委員会(BOI)東京事務所との共催ウェビナーを開催し、委員企業より約２０名が参加しました。

本ウェビナーでは、タイ開発調査研究所（TDRI) エコノミックインテリジェンスサービス所長のギリダー・パオピチット氏より、「タイのリカバリー：リスクとチャンス」と題し、コロナ禍を受けてのタイ景況や今後の見通し、そして、最近の動向や投資機会について講演いただきました。講演後の質疑応答では、今後のタイにおけるロボティクス導入傾向や、CPTPP参加に対するタイの意向や課題についての見解、そして日本へ期待する投資分野などについて質問があり、丁寧にお答えいただきました。

加えて、タイ王国大使館経済・投資事務所（BOI東京事務所）公使のガノッポーン・ショーティパーン氏より、投資先としてのタイの魅力のほか、タイが投資を期待するバイオ分野で進出した日本企業や、同委員会（BOI）が提供する支援について紹介がありました。

本講演を主催した日本メコン地域経済委員会は、メコン地域の投資・ビジネス環境に関する情報収集や調査･研究、当該国・地域の政府・経済界との交流を目的に活動をしています。

関連WEBページ

• 日本メコン地域経済委員会