東京商工会議所城東支部6支部（台東・江東・墨田・足立・葛飾・江戸川）と浦安商工会議所は6月8日、「高校と会員企業による就職情報面接会」を開催した。

　来春、高校新卒者の採用を予定している会員企業108社から110名の採用担当者と、城東地区の高校から22校・47名の就職担当教職員が参加し、業務内容や雇用条件などについて情報交換した。
本面接会は今回で14回目。昨年はコロナの影響で開催を見合わせたが、今年は会員企業からの強い開催要請の声をうけて、従来の倍の広さの会場に飛沫防止パネルや消毒の準備はもちろん、企業側参加者も人数を絞ったうえで２班体制の前半・後半総入れ替え制とするなど、感染防止対策を講じて実施した。
　参加した企業からは、「コロナ禍で学校訪問に行きにくい状況のなか、進路担当教諭に直接会って、高校生の就職活動の状況を知ることができた。」との声が聞かれた。また、高校側からは、「求人票には載らない情報（10年後の社員の働き方）など、企業の生の話を聞くことができ大変有意義であった。」「地元の企業情報を聴くことができ、非常に参考になった。初めて聞く業種の話も多く、進路指導に携わる教員として、収穫は多かった。」との声があった。