東商の活動

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移動中小企業・事業承継対策委員会(城南ブロック)を開催しました

2020年2月26日
東京商工会議所
中小企業部
会議の様子

会議の様子

中小企業委員会(委員長=大久保秀夫副会頭・フォーバル会長)、事業承継対策委員会(委員長=宮入正英・宮入社長)は2月26日、城南ブロックの支部(千代田、中央、港、品川、目黒、大田)を対象として本年度3回目の移動中小企業・事業承継対策委員会を実施しました。

当日は、①大企業との取引実態、②生産性向上、③事業承継の実態・取り組み状況、④金融、⑤地域や業界における経営上の課題・取組み等をテーマとして、支部役員と活発な意見交換がなされました。

出席した支部役員からは、「下請Gメンなどにより改善された面もある一方、海外拠点との契約では下請法が通用しないなど問題は残っている」(製造業)、「商社として納入責任を果たすため大量の在庫を保有しているが、事前の通達なしに突然取引を打ち切られることがある」(卸売業)など、大企業との取引実態に関する声が寄せられました。
また、「周囲から『自分が元気なうちにバトンタッチした方が良い』とアドバイスを受け、5年後の承継に向けて計画的に準備を進めている」(製造業)、「小規模では単独での生き残りが難しい業界なので、M&Aによる承継が進んでいる」(サービス業)など、事業承継についての事例も出されました。
さらに「外国人材の採用を始めたが、手続きなど中小企業には分かりにくいので、人材のマッチングとあわせて勉強会なども行ってほしい」(卸売業)などの声も寄せられました。

本会議は23支部を4ブロックに分けて2月~3回に合計4回実施され、両委員会で支部役員の意見を取りまとめ、国や東京都への政策要望などに盛り込んでいきます。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
中小企業部
担当 土谷、菅原
TEL 3283-7724