東京商工会議所観光委員会（委員長＝佐々木副会頭・株式会社ジェイティービー相談役）は、10月24日、25日の2日間、“持続可能な観光を考える”現地視察会～オーバーツーリズムの現場視察・ツーリズムEXPOジャパン会場見学～を京都、大阪で実施しました。

　外国人旅行者の急増に伴い、旅行者が集中する一部地域においてはオーバーツーリズムが深刻な課題となっており、先般当委員会にて取りまとめた国および東京都への意見書においても重点事項の一つとして取り上げております。

　そこで本視察会では、インバウンドでにぎわう商店街として国内有数のスポットである、京都祇園「花見小路」や嵐山、大阪難波「黒門市場」を訪問し、オーバーツーリズムの最新の状況と地域事業者の取り組み状況等について視察しました。

また、関西初開催となる、世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2019大阪・関西」（インテックス大阪）も見学、観光の最新トレンドを体感しました。

　
　2日間の視察で、各地域事業者の生の声とともに課題や具体的取り組みについてお聞かせいただきました。これらの視察を通じて得られたことを活かし、東京商工会議所は今後も観光振興の取り組みを推進してまいります。