政策提言・要望

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わが国と東京における観光振興に関する意見について

2019年4月11日
東京商工会議所
地域振興部

 東京商工会議所(三村明夫会頭)は、本日開催の第716回常議員会において、観光委員会(委員長:佐々木隆副会頭・JTB相談役)がとりまとめた標記意見書を別紙の通り決議しましたので、お知らせします。

 本意見は、政府の「明日の日本を支える観光ビジョン」の着実な実行に向け、観光の基幹産業化と国際競争力強化を図るため特に推進すべき施策について3つの柱で意見をまとめたものです。特に、消費拡大に向けた体験・交流型観光の推進や多様なキャッシュレス決済環境への対応支援、観光危機管理体制の強化、国内観光・アウトバウンドの活性化、持続可能な観光の推進について、重点的に意見しています。

 今後、政府をはじめ関係各方面に提出し、意見内容の実現に向けた働きかけを行ってまいります。

【意見項目(抜粋)】


<重点的な意見事項>
 ① 消費拡大に向けた体験・交流型観光の推進(ナイトタイムエコノミーの活性化)
 ② 多様なキャッシュレス決済環境への対応支援
 ③ 観光危機管理体制の強化(災害対応の多言語化、風評被害対策)
 ④ 国内観光・アウトバウンドの活性化
 ⑤ 持続可能な観光の推進(オーバーツーリズムへの対応)


1.誰もが快適に過ごせる受入環境整備
 ① 首都圏空港・港湾等の整備促進
  (首都圏空港の機能強化、地方空港のゲートウェイ機能強化、大型クルーズ客船受入に向けた環境整備)
 ② 交通インフラの整備促進
  (二次交通の充実、貸切バス需要増加への対応、新たなモビリティサービスの取組支援)
 ③ 観光危機管理体制の強化
  (医療機関等の受入体制構築、外国人向け海外旅行保険への加入促進)
 ④ 観光エリアの一体的な機能強化
 ⑤ 快適な訪日滞在に向けた環境整備
  (ユニバーサルツーリズムの推進、多様な文化・生活習慣等への対応推進、健全な民泊サービスの推進)

2.地域資源の磨き上げによる地域の魅力向上
 ① 公的空間を活用した観光拠点の整備
  (公共施設・インフラ等の観光資源への活用、水辺空間・舟運の活性化)
 ② 景観・街並みの整備促進
 ③ 歴史・芸術・食文化に着目した観光資源の活用
  (古民家・歴史的建築物の活用・発信、文化財・伝統工芸・食文化を活用した地域の魅力発信、
   体験型・テーマ別観光による誘客促進)
 ④ 長期滞在に向けた広域観光の更なる促進
  (広域周遊観光の世界水準への改善、大都市と地方との地域間連携の促進)
 ⑤ 観光推進体制の強化
  (日本版DMOの機能強化、観光振興に資する財源の活用、関係省庁の更なる連携強化)

3.観光産業の革新とプロモーション強化
 ① 地域・中小企業におけるインバウンド対応力強化
  (多言語対応・マーケティング支援・消費税免税手続電子化への対応支援)
 ② 生産性向上・人手不足解消に向けた支援の拡充
  (外国人材活用を含む多様な人材の活躍促進、ICT利活用等による宿泊業の生産性向上支援)
 ③ 訪日プロモーションの強化
  (欧米豪等国・市場別プロモーションの強化、ウェブサイト・SNSによる情報発信、観光復興の推進)
 ④ 観光統計データの整備・活用支援
 ⑤ MICE誘致・開催の更なる促進
  (企業が行う会議・旅行の誘致促進、ユニークベニューの充実と民間活用促進)

わが国と東京における観光振興に関する意見

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
地域振興部
担当 小島・廣嶋
TEL 03-3283-7658