東商の活動
第8回 「東商リレーションプログラム」事前研修会を開催
東京商工会議所
人材・能力開発部
若者・産業人材育成委員会(委員長=北山禎介副会頭・三井住友銀行名誉顧問)は2月5日(火)、大学1・2年生を対象に、中小企業の職場体験や仕事観察などを行う「東商リレーションプログラム」の事前研修会を実施しました。参加者は、学生が12大学から218名、ならびに企業・大学担当者33名の合計251名でした。
事前研修会の冒頭で北山 禎介委員長が開会挨拶を述べた後、井上博貴青年部副会長・愛知産業株式会社代表取締役社長が中小企業で働く意義や心構えなどについて講演を行いました。続いて、深澤晶久実践女子大学特任教授によるファシリテーションのもと、学生が事前に訪問企業について調べた内容や本プログラムに参加する目的などについてグループワークおよび発表を行いました。これに対して受入企業の担当者がメッセージを送り、学生は企業訪問への意識を高めました。
発表後の総評で北山 禎介委員長は、キャリア教育の重要性を強調した上で、「これからは人生100年時代と言われるように、リカレント教育など社会人から再び学びの場に戻るような複線型の人生を歩む時代になるだろう。今後の大学生活は、様々な問題意識を持って切磋琢磨に励んでほしい」と期待を示しました。
参加した学生からは「会社では変化に適応できる能力こそが重要だと分かった」「本日のグループワークを通じて、複数人で協力し合いながら目標に向かって行くことの大切さを学んだ」などの前向きな声が数多く寄せられました。
東京商工会議所
人材・能力開発部
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