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「外国人留学生に関するアンケート結果」を取りまとめました (新宿区内調査)

2018年12月13日
東京商工会議所
新宿支部

東京商工会議所新宿支部(髙野吉太郎会長・㈱新宿高野社長)は、外国人留学生の実態を明らかにするため、標記調査結果を取りまとめましたので、お知らせします。
本アンケートは、2018年7月19日~7月31日にかけて、新宿区内の専門学校、日本語学校に通う留学生397名を対象に、「日本に留学を決めた理由」や「新宿区のお気に入りの場所」、また、「卒業後の希望進路」や「日本で就職・起業するにあたっての不安点」等について調査したものです。

調査結果の主なポイント

新宿区の留学生は日本で働くことや学ぶことに意欲的な様子である。
他方、就業するにあたっての不安も多く抱えている。


■日本に留学を決めた理由(第1位)について(報告書P3)
・1位は「日本語を勉強したかったから」の28.6%、次いで「日本の企業に就職したいから」の24.6%。

■新宿区でお気に入りの場所、東京で母国の人を連れて行きたい場所(報告書P5)
・新宿区でお気に入りの場所…1位「新宿御苑」、2位「歌舞伎町」、3位「都庁」
・東京で母国の人を連れて行きたい場所…1位「浅草」、2位「秋葉原」、3位「お台場」

■日本で生活するうえで困っていること (報告書P6)
・「物価が高い」が約6割でトップ。次いで「電車の乗り換えなどで迷うことがある」が27.9%。
・また「ゴミ捨てのルールがわかりづらい」が17.6%となった。
 言語だけではなく、留学生にとって日本社会のルールがわかりづらいことが窺えた。

■卒業後の希望進路(第1位)について(報告書P7)
・「日本で就職・起業したい」が49.5%で最多となった。 次いで「日本の学校に進学したい」の37.0%。
・外国人留学生の約9割は日本で働くことや学ぶことに意欲的な様子である。


■日本で就職・起業するにあたって不安なこと(報告書P8)
・「自分の日本語能力で大丈夫かどうか」が最多の71.4%となり、 次いで「就職活動がうまくできるかどうか」の48.8%。
・日本での就業意欲は旺盛であるものの、なんらかの不安を感じている。

調査結果概要

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
新宿支部
担当 中台・湯木
TEL 3345-3290
FAX 3345-3251