東京商工会議所では２０１５年から、高齢者や子ども、妊婦、子ども連れの方、障がい者、外国人等を社会全体で見守り、支え合う機運を醸成させ、誰もが 安心・安全・快適に暮らし過ごせる地域社会をめざして、「声かけ・サポート運動」を展開しています。そして、開催まで残り２年を切った「東京２０２０大会」を契機に、この運動をさらに広めるためにも、昨年１２月より、当所のアクションプログラムとして取組を進めています。
　このたび、東日本旅客鉄道株式会社様と公益財団法人鉄道文化財団様、そして、講師として公益財団法人日本盲導犬協会様よりご高配をいただき、鉄道博物館において「声かけ・サポート」を学んでいただくイベントを実施し、６０名が参加しました。

　イベントでは、日本盲導犬協会様より、盲導犬の役割や、盲導犬をお連れの方に対して私たちがどのように「声かけ・サポート」をすればよいかについて、盲導犬ＰＲ犬と講師が一緒になり、実演を交えて講演を頂きました。
　講演では、声をかける際に、
　○相手にわかるように声をかける
　○どのようにお手伝いをすればよいかを聞く
　○声をかけた方から離れるときはその旨を伝える　
などを留意点とすることを学び、親子で実際に声かけを体験しました。講演後は、鉄道博物館の方のご案内により、鉄道博物館を見学させていただきました。参加者からは、「今日の体験をきっかけにサポートできることをやっていきたい」などの声が聞かれました。

　当所では今後も、「声かけ・サポート運動」を推進することにより共助の心を、東京、ひいては日本全国に定着させ、２０２０年オリンピック・パラリンピックのレガシーとして未来に引き継いでいくことを目指します。
　なお、当所では「声かけ・サポート運動」にご賛同いただける会員企業を募集しております。「声かけ・サポート運動」にご賛同いただける会員企業は、下記のリンクよりに必須事項を記入してご登録くださいますようお願いいたします。

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