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勇気ある経営大賞

受賞企業紹介

※企業概要は受賞当時(2003年)の内容です。

第1回 優秀賞

株式会社生活の木

代表者名
代表取締役社長 重永 忠(しげなが ただし)
所在地
東京都渋谷区
創業
1955年(昭和30年)
従業員数
180名
資本金
1,000万円
事業の
概要
1970年代半ば、まだほとんどの人が「ハーブ」という言葉も知らない頃、ハーブの用途開発と市場創造への取り組みを開始した。海外での命がけの原産地調査、世界マップ作りから始め、高品質な商品を提供するため、内外産地とのパートナーシップを構築した。生産者と直接対話し、一人ひとり価値観の違う消費者の声を聞き、企画から輸入、製造、販売までを一貫して自社で行う「自前主義」を徹底している。単にモノを売るのではなく「コト」という情報価値を付加することを意識し、ライフウェアショップ(ライフスタイルではなく、ライフウェア=生き方を共鳴させあい価値観を共有する)という新しいコンセプトショップの展開を開始するなど、消費者とともに新たなマーケットを開拓し続ける。
ホーム
ページ
https://www.treeoflife.co.jp/
受賞理由

●ハーブという言葉すら知られぬ時代に、ハーブをライフスタイルとともに日本に紹介し、市場の創造に取り組み、今日のトレンドを作った経営が評価された。

●誰も手がけていない独自の分野を、自分たちの知恵と工夫で、開発し実践する「自前主義」と、顧客と共に広めていく「顧客参加型の市場開発」の思想で、ニッチ市場を深く掘り下げた。

企業紹介

日本全国40店の直営店の自社スタッフが直に接客することにより、モノの需要が湧きあがる前に消費者の興味の萌芽をうまく捉えている。原料から小売までの一環流通体制を活かし、直営店で収集した情報を解析、商品企画、原産地の原料調達にダイレクトにフィードバックして、より早く消費者ニーズに合致した製品を具現化するビジネスモデルは評価に値する。大企業による大量生産、大量消費に飽き足らないニッチな顧客をターゲットに据え、常に適正市場規模を意識して、市場の拡大よりニッチな市場の深化を目指すことで先駆的に事業領域を確立、そのトップとなることを実現したことは中小企業のブランド構築の手本となる企業である。

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