東京商工会議所商業部会は１０月１９日、東洋大学国際地域学部国際観光学科 准教授の矢ケ崎 紀子氏を講師に招き、講演会「2020年の観光～観光先進国の実現と企業の対応戦略～」を開催し、１０２人が参加しました。

　矢ケ崎氏は、まず日本の観光経済の概要やインバウンド観光の経緯と現状を説明した上で、本年３月に公表された政府目標（2020年訪日外国人旅行者数４千万人等）を達成するためのポイントを解説しました。

　続いて、2012年ロンドン五輪を具体的事例として示し、五輪開催とインバウンド観光の関連性を明らかにしました。また、2020年に向けた企業の対応戦略の方向性について、「旅行者のニーズの変遷への対応が重要」と指摘しました。

　今後も商業部会では皆様のビジネスに役立つ情報提供をしていきます。