東京商工会議所をはじめ都内の１５団体で構成する「東京外かく環状道路（関越道～湾岸線）整備促進連絡会議」（事務局：東京商工会議所）は、１１月２４日、第９回目の会合を開き、標記決議を採択しました。

今回の決議のポイントは以下の通りです。

１．東京外かく環状道路（関越道～東名高速間）の早期開通
・本線シールドの発進する立坑工事とそれに続く本体トンネル部の工事を着実に推進し、オリンピック・パラリンピックが開催される２０２０年までに確実に開通できるよう、国において、用地補償および工事に必要な財源を確保すること。
・現在、約８割の進捗であるＪＣＴ・ＩＣ等の用地取得と併せて、本体トンネルのうち地上から深さ４１メートル以内の箇所の区分地上権取得も促進すること。

２．東京外かく環状道路（東名高速～湾岸線間）の早期計画具体化
・国と都の検討の場を設け、ルートを検討した上で、できる限り早く全体の計画を具体化し、事業化すること。
・事業化した際には、まず、東名高速から第三京浜までの区間（約４ｋｍ）について早期に整備すること。


【参考】連絡会議の概要（設立：２００７年１０月２２日）
（１）目的：東京外かく環状道路の関越道～東名高速間の整備促進および東名高速以南の早期計画具体化

（２）構成団体：東京商工会議所、八王子商工会議所、武蔵野商工会議所、青梅商工会議所、
　　　　　　　　　立川商工会議所、むさし府中商工会議所、町田商工会議所、多摩商工会議所、
　　　　　　　　　東京都商工会連合会、一般社団法人東京都トラック協会、一般社団法人東京バス協会、
　　　　　　　　　一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会、東京都商店街連合会、
　　　　　　　　　公益財団法人東京観光財団、公益社団法人東京青年会議所

（３）活動概要：○「東京外かく環状道路（関越道～湾岸線）整備促進連絡会議」における決議
　　　　　　　　　○東京都議会外かく環状道路建設促進議員連盟、東京都と連携した陳情活動等

1. 東京外かく環状道路（関越道～湾岸線）の整備促進に関する決議