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2009年新卒者等採用動向調査について

2009年3月10日
東京商工会議所

 東京商工会議所(岡村正会頭)はこの度、企業の新卒者等の採用動向を探るため毎年行なっている「新卒者等採用動向調査」を実施し、結果をとりまとめた。
対   象: 会員中堅・中小企業5,000社(①資本金1,000万円から1億円での無作為抽出4,221社および②規模・業種を問わず、東京商工会議所の人材関連サービス利用実績を有する企業779社)。
調査期間: 平成21年1月5日~1月30日。回答企業数860社(回答率17.2%)。
調査結果: 概要は以下のとおり。

【 調査概要 】

【2009年4月の採用動向】
●今年の新卒採用は前年より減少
  2009年4月の新卒採用について、「採用予定あり」と回答した企業は55.6%(478社)で、前年比4.9ポイントの減少となった。また、採用人数が前年を「上回った」企業が39.0%で前年比3.5ポイント減少、「下回った」企業が36.6%で5.3ポイント増加となり、昨年に比べて採用意欲は減退している。

●新卒採用における雇用需給面での逼迫感は緩和傾向
 「採用予定あり」と回答した企業の新卒採用予定数について、「予定通り採用できた」企業は57.3%で前年比11.7ポイント増加、逆に採用予定数を確保できなかった企業は42.5%で前年比10.9ポイント減少しており、昨今の経済情勢の悪化に伴う採用枠の縮小などで、雇用需給面での逼迫感が緩和している。

●学生の内定辞退が減少
 「採用予定あり」と回答した企業の41.4%(198社)が「内定辞退あり」と回答しているが、前年比では7.6ポイント減少した。


【2010年4月の採用動向】
●来年度も採用計画は縮小
 2010年の採用動向について、「採用予定あり」と回答した企業は41.3%で、前年比12.4ポイント減少した。「採用予定なし」は29.2%で前年比10.6ポイント増加した。企業の採用抑制傾向が強まっている。

●採用活動開始時期は分散化傾向
 2010年4月の新卒採用活動開始時期は「2009年1~3月」とした企業が42.3%で最も多く、前年比7.7ポイント減少。「2009年4~6月」、「2008年12月以前」とした企業はそれぞれ24.5%、21.7%で前年比でいずれも増加した。採用活動を早める企業と遅らせる企業との分散化傾向が強まっている。


【中途採用】
●採用意欲の減退は中途採用市場に及ぶ
 回答企業の83.6%がここ1年間で中途採用を行なっている。但し、「今後も(中途採用を)行なう」と回答した企業は前回調査時の80.2%から54.2%に大幅に減少し、採用意欲の減退が中途採用市場にも及んでいる。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
人材支援センター
担当 大井川・石本
TEL 03-3283-7537