「国際文化都市東京」の実現に向けた研究会（首都圏問題委員会・トラベル＆ツーリズム委員会・東京の将来を考える懇談会による合同設置）は、5月16日に東京ナイトタイムエコノミー視察会を開催しました。

　本研究会では、東京のナイトタイムエコノミーの活性化や歴史・文化等の地域資源を活用したまちづくり・インバウンド誘客を研究テーマとし、活動を展開しています。

　今般、ナイトタイムエコノミーの活性化のヒントを探るため、日本人・外国人ともに夜間訪問者の多い新宿歌舞伎町を視察しました。

　本視察会には、野本副会頭・首都圏問題委員長、田川副会頭・トラベル＆ツーリズム委員長、中山特別顧問・東京の将来を考える懇談会座長をはじめ、研究会のメンバーが参加しました。
　
　まず一行は、エンターテインメントシティ歌舞伎町の実現を目指して2023年に開業した「東急歌舞伎町タワー」を視察。総支配人の都甲義教氏よりタワーの概要をご説明いただき、Zepp Shinjuku、映画館、ホテル等、タワー内を見学しました。

　またオンラインスナック横丁文化株式会社の五十嵐真由子氏より、日本独自のスナック文化を次世代および世界へ発信するための取組みについてご講話をいただいたのち、ノスタルジックな情景が残る新宿西口思い出横丁等を散策しました。

　その後、古くから日本人で賑わい、近年はインバウンド旅行者にも注目されているスナックに場所を移してインバウンド旅行者ツアー等を体験。日本独自のユニークなナイト文化を、ナイトタイムエコノミーの充実に向けて活用する可能性を体感しました。

　本研究会では今後も、東京のナイトタイムエコノミー活性化に向けた取組みを行ってまいります。