流通・サービス委員会（委員長＝大島 博 副会頭・株式会社千疋屋総本店 社長）は１月１３日、当委員会策定の「中小流通・サービス業の生産性向上と新たな価値創造に向けた提言」を踏まえ、経済産業省および中小企業庁幹部との意見交換会を初めて開催しました。

当日、経済産業省からは、畠山 陽二郎 商務・サービス審議官はじめ、商務情報政策局商務・サービスグループおよび中小企業庁事業環境部の関係幹部５名が出席。東商からは、大島副会頭 流通・サービス委員長はじめ、共同委員長、関係委員等９名が出席しました。

冒頭、畠山審議官から挨拶の後、経済産業省の中野 剛志 消費・流通政策課長（併）物流企画室長より「物流を制する者は、市場を制すー物流コストインフレ時代の企業戦略ー」について説明があり、続いて中小企業庁の遠藤 幹夫 取引課長より「下請等中小企業の取引条件改善への取組」について説明がありました。

意見交換では、東商側から提言の内容に沿って、①商流の整流化（パートナーシップの強化）②情報流の整流化（デジタルシフト）③物流の整流化（物流の効率化・標準化に向けた諸課題の克服）について意見を述べた後、具体的な実行に向けた活発な議論が行われました。

当委員会では、本意見交換会を踏まえ、中小流通・サービス業を取り巻く諸課題の解決に向け、引き続き取り組んでまいります。