東京都と東京商工会議所は、広島・岡山・松山商工会議所と連携し、広島・岡山・愛媛県内食品製造業者と都内食品バイヤーとの商談機会創出事業として、8月1日～2日に「瀬戸内の美味集結！広島・岡山・愛媛×東京 商談会」と題した商談会を広島県立広島産業会館（広島市南区）をメイン会場に開催しました。
当日は豊かな食材の宝庫である広島・岡山・愛媛県内食品製造業者68社と、百貨店・スーパー・ホテル等の都内食品バイヤー企業59社99名が参加致しました。
当事業は都内食品バイヤーが広島県を訪問し、広島・岡山・愛媛県内食品製造業者との商談機会を持つことによりビジネスチャンスを創出し、被災地支援にもつなげることを目的とし開催されたものです。

初日には展示試食会、個別商談会、交流懇親会を開催。展示試食会では食品バイヤーが各出展企業ブースを個別に回り、展示された商品の味やパッケージデザイン、調理方法などの説明に耳を傾けていました。その後の商談会では事前に双方の希望を反映したマッチングを行い、展示試食会では聞けなかった、製造条件や物流面などについて詳細な説明を受けるなど、より内容の濃い商談が行われました。
2日目には広島県内の食品メーカーの視察を3コースに分かれて行い、独自の製造技術や、品質管理についてわかりやすく説明頂きました。

出展者からは「商談中に受注を頂くことができた」「商品改良についてのアドバイスを頂けた」「普段会う機会のないバイヤーとコミュニケーションを取ることができた」等の声が聞かれました。
また、参加バイヤー企業からは「生産者の熱意を感じ、売りたい気持ちが伝わった」「東京の展示会では出会えない魅力的な商品が多かった」「商品のクオリティが非常に高く、差別化が図れそう」など今後の取引に結び付きそうな感想が聞かれた一方、「珍しい商品は多いが、生産量に対応しきれていない」など販路面での課題を指摘をする声も聞かれました。

東京商工会議所では引き続き会員企業の販路開拓を支援するため、各種商談会を実施していく予定です。
商談会など、各種イベントの告知は下記URLのイベントカレンダーまたは東商新聞にて行っておりますので、ぜひご覧ください

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