東商からの重要なお知らせ

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勇気ある経営大賞

受賞企業紹介

※企業概要は受賞当時(2005年)の内容です。

第3回 優秀賞

三鷹光器株式会社

新着情報
2022.11.8
JIMTOF2022 日本国際工作機械見本市に出展します!:11月8日(火)~11月13日(日)
代表者名
代表取締役 中村 勝重 (なかむら かつしげ)
所在地
東京都三鷹市
創業
1966年(昭和41年)
従業員数
42名
資本金
1,000万円
事業の
概要
天文学用、医療用、産業用の各分野で使用される光学機器の開発・製造を手掛ける。天文台で使用される天体用大型望遠鏡や各種観測機器で高い評価を受け、この技術を活かして医療分野、産業分野に進出。医療分野では脳外科手術用顕微鏡の開発でアメリカ市場において高いシェアを獲得し、産業分野では金属加工の際に付く微細な傷やレンズの歪みを測定する超高精度の非接触測定装置の開発に成功。各分野における技術力が高く評価されている。
ホーム
ページ
http://www.mitakakohki.co.jp/
受賞理由

●天体観測用光学機器メーカーから医療機器分野に進出し、医師にとって使いやすく、患者の手術負担を軽減する脳外科手術用顕微鏡の開発に成功

●大手メーカーの独壇場であった当分野で、世界特許を武器に競合関係にある世界的企業と業務提携することで、国内のみならず海外でも高いシェアを獲得。

企業紹介

天体・宇宙観測用光学機器の分野で創業し、ブラックホールの発見にも貢献するなど同社の技術力は専門家を中心に高い評価を得ていたが、この技術・経験を活かせるより大きな市場を求めて脳外科手術用顕微鏡の開発に取り組んだ。
場所をとっていた顕微鏡の本体を医師の背後にある空間に設置することで手術作業の自由度を高めることに成功し、顕微鏡を動かし再び戻しても視野や焦点がずれない機構を実現させたことで、手術時間の短縮による医師・患者双方の負担軽減や、脳外科手術の円滑な遂行に貢献した。また、それまでは不可能であった 50マイクロメーターの血管を映し出せる高倍率の手術用顕微鏡も開発し、微細血管の縫合等にも寄与している。
こうした技術開発は、同社の技術力のみならず、手術現場への立ち会いや医師とのコミュニケーションなど現場ニーズの吸収により実現されている。
こうして国内で高いシェアを獲得する一方で、世界規模で取得した100件以上の特許を武器に、競合先である世界的光学機器メーカーと製品保証、代金支払などにおいて有利な条件で業務提携し、海外における販売・保守を委託する戦略によって、世界市場においても高いシェアを獲得することに成功した。

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