※企業概要は受賞当時(2005年)の内容です。
休廃業等の理由により、
受賞当時の情報のみ掲載
●独自の光学シュミレーションソフトによりプラスチック製小型非球面レンズを開発し、カメラ付き携帯電話の普及やデジタルカメラの高画素化に貢献。
独自に開発した光学シュミレーションソフトは、素材の特性や製造時の熱収縮、金型への転写性をデータベース化したものであり、同社におけるプラスチックレンズの正確な設計技術を支えている。このソフトを駆使して開発されたレンズはカメラ付き携帯電話の普及やデジタルカメラの高画素化に貢献したほか、防犯用小型カメラや車載バックビュー用カメラ、ロボットの目など様々な部分で使用されており、社会生活における利便性向上に寄与している。
近年では国内のみならず海外からの受注にも積極的に対応することで、業容が拡大。海外での需要拡大を背景に、開発したレンズの知的財産化にも熱心に取り組んでおり、世界規模での特許化により自社技術の優位性を確保している。
プラスチックレンズはガラス製と比べコストが安く迅速な大量生産が可能なことから、用途拡大とともに今後のさらなる市場拡大が期待される。