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勇気ある経営大賞

受賞企業紹介

※企業概要は受賞当時(2004年)の内容です。

第2回 優秀賞

坂田電機株式会社

代表者名
代表取締役 坂田 文男 (さかた ふみお)
所在地
東京都杉並区
創業
1952年(昭和27年)
従業員数
136名
資本金
9,000万円
事業の
概要
道路敷設、ダム建設および湾岸開発、大深度地下開発にともなう斜面崩壊、土石流の監視などの土木・建設工事に使用する計測機器の専門メーカーとして、施行管理や既設構造物の安全管理に係る計測業務に携わってきた。
現場における長年の懸案であった、埋設型の計測機器の無線化に取り組み、設置や維持管理における経費の大幅節減や従来は不可能であった地点や構造物での計測を可能とするなど、関連技術分野の研究開発に注力している。
ホーム
ページ
https://www.sakatadenki.co.jp/
受賞理由

●困難とされるケーブルレスによるデータ送信に関して、「低周波磁界を用いた地中通信システム」の独自開発に成功、実用化を実現。

●国内外において、大深度地下開発など大型プロジェクトの進展への寄与が期待される。

企業紹介

「低周波磁界を用いた地中通信システム」(低周波磁界を利用し、土中や海中に設置されたデータ送信機と地上とのデータ通信をケーブルレスで可能にする技術)は、空港建設など埋め立て工事における海洋地盤の沈下計測や高い止水性が要求される廃棄物の埋設処分など大深度構造物の建設における地質調査や環境調査に用いられ、すでに関西国際空港や中部国際空港の工事において海底地盤の沈下計測などに使用されている。
また、官民で大型プロジェクトとして検討が進められている大深度地下開発や需要が増大している既設建築物のリニューアル・メンテナンスにおける活用など、今後の用途拡大が期待される。
国土の矮小性や地盤の脆弱性を克服してきた経緯から、わが国の土木技術はすでに高水準にあるが、自社の固有技術の深耕により、さらに一段高いレベルに達することを目標としており、最近では、進境著しいアジア諸国における湾岸開発等において自社製品が使用され始めている。

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