※企業概要は受賞当時(2003年)の内容です。
●紙のコーティング材の重質炭酸カルシウムを製造するための独自の湿式粉砕技術を生み出すとともに、良質な原料の安定供給システムを構築することで、他社の追随を許さない事業を築き上げた経営が評価された。
●業界トップの地位に甘んじること無く、産学連携や公設機関を有効に活用し、マーケットニーズを捉えた独創的・革新的な製品を開発している。
独自の機械形状と回転スピードなどを用い、ウェットグラインディングという粉砕技術で、粒径が100%ミクロアンダーという世界一細かい湿式重質炭酸カルシウムの製造を実現、顧客ニーズに合わせて木目細かく製品を改良して提供することを可能とした。
業界スタンダードの変革をいち早く察知し、代表者の人的ネットワークと特殊性の強い製品に対する技術的ノウハウを武器に、昭和62年に創業。産学連携など外部資源を効率的に活用した独自技術で要求スペックの高いマーケットニーズにうまく対応している。バブル経済の崩壊で低迷する日本にあって、90年代を成長し続けオンリーワンの地位を不動のものとした。