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勇気ある経営大賞

受賞企業紹介

※企業概要は受賞当時(2003年)の内容です。

第1回 特別賞

株式会社ダイワハイテックス

代表者名
代表取締役社長 大石 孝一(おおいし こういち)
所在地
東京都板橋区
創業
1978年(昭和53年)
従業員数
35名
資本金
1,000万円
事業の
概要
コミック販売では包装したら売れなくなるという常識に対抗して、「立ち読みはするが、買うなら包装したきれいな本」との消費者の心を読み、クリーニング用包装技術を応用した「コミックシュリンカー」を開発。当初は苦戦を強いられたものの、顧客の側に立つ丁寧なアフターサービスと口コミによる書店の信頼獲得により「新刊コミック=包装」という新しい常識を作った。副資材に関してはフィルムメーカーと共同で環境負荷の少ない素材の開発に取り組むなど環境への配慮も怠らない。徹底した顧客主義を貫き、書店とのコミュニケーションツール、営業ツールに工夫を凝らし、良好なリレーションシップを築いている。
ホーム
ページ
https://www.daiwa-hi.co.jp/
受賞理由

●コミック誌のビニール包装機械「コミックシュリンカー」を普及させ、圧倒的な市場シェアを獲得した経営が評価された。

●業界常識をくつがえし、機械設計・アフターサービス等すべてにおいて「顧客第一主義」を徹底し、小人数で22年間連続増収黒字を続ける。

企業紹介

同社は高い先見性に基づき、常識に立ち向かい、単なる機器製造販売にとどまらず、アフターサービスにおいて顧客第一主義を徹底したビジネスモデルを確立した。わずかな社員数で全国5,500書店をカバーするため、顧客の満足を高めるためあらゆる工夫をこらす。故障時には代替機と故障機の配送に宅配便を活用しており、このため女性にも扱いやすく宅配便を想定した機械設計を徹底。時間とともに劣化し使用できなくなった副資材は、理由を添えて返品してもらえば無料で同数を交換する。このほか新規出店時に無償で包装の手伝いに出かける「猫の手キャンペーン」など、「生涯顧客」となってもらうための取り組みは他社の参考となる。

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