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勇気ある経営大賞

受賞企業紹介

※企業概要は受賞当時(2003年)の内容です。

第1回 特別賞

株式会社太新

代表者名
代表取締役社長 田端 陽子(たばた ようこ)
所在地
東京都港区
創業
1996年(平成8年)
従業員数
17名
資本金
9,500万円
事業の
概要
沖縄の漁師たちに希少種として珍重されていた魚「スギ」の身質の改良と量産に国内で初めて成功し、まったく新しい寿司ネタ・刺身商材としてマーケットを開拓した。「琉球すぎ」は競合魚種であるブリ、カンパチと比較して成長が早く、飼料は天然アジを主原料とした天然素材に限定しているため、薬品の投与も必要なく、老化抑制効果があるビタミンEを豊富に含んだ健康な魚体に育つ。消費者の行動が健康志向となり、食生活においても日本食の原点である「サカナ」への回帰が見られる中で、安全で良質な食品を求める時代の要請に応え、生産海域、生産者、えさの限定などにより、質のよい製品を開発して低価格で提供し、独自ブランドを確立した。
天然物では困難な養殖魚ならではの一貫した生産・販売システムを他社に先駆けて構築した。
ホーム
ページ
http://www.kk-taishin.co.jp/
受賞理由

●沖縄で希少種として珍重された「スギ」の高付加価値化した養殖・販売技術にもとづき、生産と消費を直結する流通システムを構築し、顧客ニーズを速やかに実現した経営が評価された。

●業界の既存の商習慣や取引関係にとらわれずに自社独自のビジネスモデルを構築した。

企業紹介

「より良い豊かな食生活をプロデュース」することを経営方針に据え、業界の既存の商習慣や取引関係にとらわれずに自社独自のビジネスモデルを構築した。「琉球すぎ」の生産から販売までの一貫したシステムだけではなく、商品開発、市場開拓、アウトソーシング先のマネジメント、事業運営上のリスク管理などあらゆる経営機能が入念に準備され、かつ各々に大胆に資源投入が行われ、効果を発揮している。
サカナの養殖・加工・販売という事業内容でありながら、その経営システムは洗練された経営戦略に裏打ちされており、容易に競合企業が対抗できない仕組みを構築している。経営の難しい時代にこそ、同社の経営スタイルは参考にしたい。
「琉球すぎ」を北海道の夕張メロンのようにブランド化し、沖縄経済の発展にも貢献したいとの意気込みを応援する。

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