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勇気ある経営大賞

受賞企業紹介

※企業概要は受賞当時(2003年)の内容です。

第1回 優秀賞

マイクロニクス株式会社

代表者名
代表取締役社長 田仲 克彰(たなか かつあき)
所在地
神奈川県相模原市(都内:八王子市)
創業
1985年(昭和60年)
従業員数
22名
資本金
3,000万円
事業の
概要
電子計測器の受託開発メーカーとしてスタート。有料道路用ETCの導入を一早く察知し、得意のマイクロ波技術を生かして「ETC車載機器検査システム」の開発に成功、市場の90%を独占する。
一方、「電波測定器スペクトラム・アナライザ」のハンディ化・低価格化を実現し、携帯電話や無線LANなど情報通信分野の計測器市場に参入。屋外でアンテナ設置環境や空きチャンネルの調査を行う際、機動性が求められるが、従来製品では大きくて重いため携帯に不便であるという顧客の声を的確に捉え、新製品開発に成功。自社製品が売上の6割を占め、受託開発型から自社製品開発企業へと転換した。
ホーム
ページ
https://micronix-jp.com/
受賞理由

●屋外電波測定機(スペクトラム・アナライザ)の小型・軽量化に世界ではじめて成功し、急成長をとげる情報通信分野でコア技術を極めた新製品を生み出した経営が評価された。

●バランス感覚に優れ機動性を最大限に活かした経営により、受注型企業からの脱皮に成功、ニッチ分野でトップシェアを確立した。

企業紹介

受託開発を通じて情報収集と技術の蓄積を行い、今後のマーケットを的確に察知している。製品化においては5年先の動向を読み取れるまでは動かないという冷静な戦略眼を有している一方、判断が下された後の行動は非常に迅速である。マイクロ波に関する技術蓄積を粘り強く追求し、「ETC車載機器検査システム」というヒット製品を生み出したが、開発にあたっては技術のみならず関連する規制や指導の方向をいち早く予測し、自ら積極的に関係省庁に働きかけて関係規則を整備させるなどして製品化に結びつけた。また、「スペクトラム・アナライザ」の開発においては、開発先行型企業として研究開発用の助成金を活用するなど経営にも工夫が見られる。
蓄積した技術と高い先見性で、情報通信市場という成長分野で今後核となる製品を開発した。権限委譲や人材の育成にも意を用い、ニッチな分野で世界一のブランド確立を狙う意気込みと勇気を持つ。

  • 磁界プローブ MMP500

  • ETC/ITSスポット電界強度測定システム-ME9200

  • 電磁波放射パターン測定システム MRP770

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