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勇気ある経営大賞

受賞企業紹介

※企業概要は受賞当時(2003年)の内容です。

第1回 優秀賞

日本風力開発株式会社

代表者名
代表取締役社長 塚脇 正幸(つかわき まさゆき)
所在地
東京都港区
創業
1999年(平成11年)
従業員数
20名
資本金
87,687万円
事業の
概要
風力発電所の開発・設置・運営と風力発電機の販売を行う。発電所開発にあたっては、発電所ごとに事業会社を設立するビジネスモデルをとる。風力発電事業は長期(短くても15年)に渡る事業のため、この事業会社には事業パートナーならびに地元にも参画してもらい、地域を巻き込んだ事業展開を図っている。同社は風力発電事業のワンストップサービスを実現しており、これが同業他社にない強みである。各発電所(事業会社)からのリターン(受取配当金)は完成の数年後からで、現在の売上は発電所建設に伴う機器販売等による。資本調達の必要性から早期の上場を目指し、本顕彰制度応募後、平成15年3月東証マザーズ上場を果たした。
ホーム
ページ
https://www.jwd.co.jp/
受賞理由

●ベンチャーとして風力発電に取り組み、「事業としては成り立たない」との常識にチャレンジし、風況の良い立地を押さえた上で、風力発電のワンストップサービスを実現した経営が評価された。

●専門知識豊かな精鋭社員を集めて創業にチャレンジ、地域参加型のユニークなビジネスモデルにより今後の成長が期待される。

企業紹介

創業は、「日本で風力発電は事業として成り立たない」という常識へのチャレンジに始まった。
「風力」をキーワードに社長に賛同した社内外の仲間たちが集まり、上場前の個人株主は70名を数えたという。社長は前職の三井物産時代から2年間を事業成功へのシミュレーションに費やし、設立時より有力発電機メーカーや大手企業と協力関係を結ぶことができた。立地確保を初期の最大目標に定め、限られた経営資源を投下、常識的には注目されなかった優良な立地も数多く見出し今後への布石とすることに成功。発電所ごとに地域参加型の事業会社を設立するというユニークなビジネスモデルは、地域社会との友好的関係を事業継続の重要要素と見込んでのものでもある。専門能力を有する少数精鋭のスタッフが、一流企業の要職を離れてまで自ら馳せ参じ、風力発電という業態の確立の理想のもと、今一丸となっている。

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