東京商工会議所サービス部会は１０月１３日（木）、ロボ・ガレージ社長のロボットクリエイター高橋智隆氏を招き、講演会「ロボット時代の創造」を開催し、約１３０名が参加しました。

　高橋氏は、昨今の人工知能やロボットへの期待の高まりを紹介。グランドキャニオン登頂やル・マン24時間完走でギネス世界記録を達成した「EVOLTA」、書店で購入し自ら組み立てる「Robi」、ロボット型スマートフォン「RoBoHoN」など、高橋氏が自ら開発したロボットについて、動画や実演を交えながら、ロボットの最新動向について示した。

　また、ロボットの開発手法について、スケッチを描いた後、木型を数十種類作るという独自の方法を解説し、「『自分の好き』を基準に考え、手を動かすことでアイデアが出るので『作る』こと、迷ったらユニークな選択肢を選ぶことの３点を大切にしている」と語った。

　参加者からは、活発な質問が出され、「ロボットの未来へのイメージを感じられた」などの声が聞かれた。