政策提言・要望

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東京の観光振興策に関する意見について

2016年9月8日
東京商工会議所
地域振興部

東京商工会議所(三村明夫会頭)は、本日開催の第687回常議員会において、観光・まちづくり委員会(委員長:佐々木隆副会頭・ジェイティービー相談役)がとりまとめた標記意見書を別紙の通り決議しましたのでお知らせします。

政府では、本年3月、観光先進国の実現に向けて、2020年の訪日外国人旅行者数4,000万人、同年の訪日外国人旅行消費額8兆円などの新たな目標を設定し、観光振興への取り組みの方針を「明日の日本を支える観光ビジョン」として策定しました。こうした中、東京都は、観光を巡る環境の変化に対応し、中長期的な視点に立ち総合的かつ体系的な施策の展開を図っていく必要があります。

本意見書では、これらの動向を踏まえ、観光が成長戦略・地域活性化の切り札であるとの認識のもと、2020年のオリンピック・パラリンピック競技大会を、世界に東京の魅力をPRする絶好の機会として最大限に活用するために、東京の魅力向上に資する観光資源の磨き上げや開発、ハード・ソフト両面のインフラ整備を加速する必要があるとの基本的考え方を示しました。

具体的事項としては、4つの柱から意見をまとめており、特に観光を基幹産業へ飛躍させていくためには、地域・中小企業のインバウンド対応力向上や宿泊施設の充実が必要としているほか、「観光都市・東京」の更なる魅力向上に向けた施策の展開が必要と意見しています。

今後、東京都をはじめ関係各方面に提出し、意見内容の実現に向けた働きかけを行ってまいります。

【意見項目(抜粋)】

1.消費拡大に向けた観光経営
・地域・中小企業のインバウンド対応力向上
・観光産業を担う人材の育成と確保
・宿泊施設の充実と多様化
・地域資源の活用と観光産業の担い手確保に向けた規制改革

2.観光都市・東京の更なる魅力向上
・観光の視点に立ったまちづくりの推進
・観光資源の磨き上げによる賑わい創出
・スポーツ・文化芸術・食文化に着目した観光資源の活用
・地域の観光関連団体の活動の支援強化

3.魅力の発信と効果的な誘致活動
・東京ブランドの発信と観光プロモーションの戦略的な展開
・ビジネス需要の拡大と地域活性化に向けたMICEの促進
・東京と日本各地の連携・相互交流の拡大

4.すべての旅行者に快適な受入環境の整備
(1)旅行者の急増に対応する供給能力の拡大
・首都圏空港・東京港の機能強化
・貸切バスの需給逼迫への対応と路上混雑の解消

(2)外国人旅行者の利便性向上
・通信環境の整備(利便性の高い無料Wi-Fi等)
・観光案内機能の強化と通訳ガイドサービスの充実

(3)旅行者に対する安心・安全の確保
・観光危機管理体制の強化
・アクセシブル・ツーリズムの充実

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
地域振興部
担当 小島・渡邊
TEL 03-3283-7658