ニュースリリース
東商渋沢ミュージアムほかで渋沢栄一関連を新展示します
渋沢ら主催の「大日本帝国憲法発布 記念舞踏会(於:鹿鳴館)」、渋沢の「追悼会」で配布された御沙汰書など貴重な資料をご覧いただけます
東京商工会議所
渋沢記念事業推進プロジェクトチーム(オフィス環境部内)/広報部 経済資料センター
東京商工会議所(小林健会頭)は8月31日(木)より、東京商工会議所本部ビル(東京都千代田区)6階 東商渋沢ミュージアムと5階 メンバーズラウンジ(会員制ラウンジ)前のショーケースにて、初代会頭を務めた渋沢栄一に関連する貴重な資料を新たに展示公開いたします。詳細は下記をご覧ください。
①「大日本帝国憲法発布 記念舞踏会」に関する展示(5階ラウンジ前ショーケース)
・1889(明治 22)年 3 月 11 日、大日本帝国憲法が発布(同年2月11日)されたことを祝し、渋沢ら経済人の有志44名がホストとなり、内閣諸大臣、枢密院、元老院、在日外国要人らを招待し「鹿鳴館」で催した立食舞踊会の資料である。
・舞踏会の「案内状」「来賓一者覧」「立食メニュー」のほか、舞踏会前に、VIPを対象として開催された祝宴の「晩餐メニュー」から当時の華やかな舞踏会の様子が目に浮かぶ。
・また、舞踏会で配付された「ダンスカード」や、深夜まで催された舞踏会参加者のために手配された特別仕立列車の「切符・仕立列車領収書」も展示する。
②「実業団体催 故渋沢子爵 追悼会」に関する展示(6階渋沢ミュージアム)
・1931(昭和6)年12月11日、東京市公会堂(現 日比谷公会堂)にて、五大経済団体(日本経済連盟会・日本工業倶楽部・日華実業協会・
東京銀行集会所・東京商工会議所)主催のもと、渋沢の追悼会が行われた。その受付で配付された「渋沢の写真」と「御沙汰書の複製」を合わせたものを展示する。
・渋沢は1931(昭和6)年11月11日に逝去しており、この御沙汰書は、渋沢の葬儀前日の1931(昭和6)年11月14日に勅使が持参した昭和天皇のお言葉。侍従の本多(ほんだ)猶(なお)一郎(いちろう)が勅使として遣わされ、この御沙汰書とともに祭資・幣帛(へいはく)・供物・花を賜った。この御沙汰書からも渋沢の大きな功績が偲ばれる。
以上
東京商工会議所
東商渋沢ミュージアムについて:渋沢記念事業推進プロジェクトチーム(オフィス環境部内)/レプリカについて: 広報部 経済資料センター
TEL 03-3283-7857/03-3283-7690