東京商工会議所・三村明夫会頭は、１月１２日（水）に、小池百合子東京都知事との意見交換会を実施しました。

　本意見交換会は、新規陽性者数が急拡大していることを受け、テレワークの推進やＢＣＰの策定・点検を会員企業に呼びかけるため、東京都から要請があり、開催されたものです。

　冒頭、小池知事から、「新型コロナの感染防止に向けて２点お願いしたい。１点目は、感染の急拡大を踏まえ、１割を超える従業員の欠勤を前提としたＢＣＰ（事業継続計画）の点検について、会員企業への周知をお願いしたい。２点目は、テレワークのさらなる推進。東京都では、さまざまな支援策を用意しているので、会員企業にぜひ活用してほしい」との要請がありました。

　これに対し、三村会頭は「会員企業に広く呼びかけていきたい。特に、ＢＣＰについては、策定済みの企業に対して見直しと点検を要請するとともに、未策定の企業へも優先業務の洗い出しや応援要員の手配方法などを検討するよう求めていく」と応じました。
　最後に、中小企業向けのワクチン共同接種について触れ、「東商では、会員からの３回目接種に対する強い要望を受け、東京都医師会と連携し、４月に追加接種を実施できるよう準備を進めている。ぜひ協力をお願いしたい」と求めました。

1. ＢＣＰ（事業継続計画）の再点検等について（要請）