東京商工会議所（経済資料センター）は11月9日、初代会頭である渋沢栄一の精神を広く啓発することを目的とし、セミナー「グローバル時代にこそ学ぶ渋沢栄一」を開催し、議員企業や会員企業ら85人が参加しました。4回目となる渋沢セミナー、第1部では一橋大学大学院経営管理研究科教授のクリスティーナ・アメージャン氏、第2部ではNHKの大河ドラマ「青天を衝け」の作・脚本を担当した大森美香氏が登壇しました。
　第1部ではアメ―ジャン氏が渋沢翁の人生から学んだことを8つのテーマに分けて解説し、その上で「複雑化した現代には、まさに渋沢翁の精神が必要である。将来像を明確にし、必要な要素について俯瞰視点を持って考え、行動することが大事」と指摘しました。　
　第2部では大森氏が「皆さんが持つ“穏やか”な渋沢翁のイメージを覆し、生涯挑戦と冒険を続けた姿を描くことを意識した。渋沢翁をはじめとする商人の努力と力強さを感じてほしい」と述べ、今後の見どころや脚本家としての想いなどについて話しました。




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　※なお、本セミナーの第1部について動画を公開しております。ぜひ、ご参照ください。

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