東京商工会議所・三村明夫会頭は、7月28日（水）に、小池百合子東京都知事との意見交換会を実施しました。

　本意見交換会は、新規感染者数が過去最多に上るなど、感染拡大が続いていることを受け、感染対策の更なる徹底を会員企業に呼びかけるため、東京都から要請があり、開催されたものです。

　冒頭、小池知事から、企業における人流抑制と基本的な感染防止対策の徹底が重要であり、広く呼びかけてほしいとの要請があり、さらに「ワクチン接種の加速化に向けて、東商と連携して進めたい」との発言がありました。

　これに対し、三村会頭は「ワクチンは重症化や死亡者数の減少に有効であり、感染対策と経済活動の両立に向けた“希望の光”だ。中小企業においても接種への期待が高く、東京都が中小企業を対象とした大規模接種会場を設置されたことに感謝したい。都と連携して、ワクチン接種の加速化を強力に進めていきたい。」と述べました。
　さらに、ワクチン接種の効果を踏まえ、「飲食店に対しても、一律の休業要請ではなく、ワクチンパスポートや抗原検査の陰性証明書等と組み合わせ、酒類の提供制限や時短要請を緩和するなど、メリハリのある感染対策が必要な時に来ている。これまでの知見を活かした対策をお願いしたい。」との発言がありました。

東京都からの要請について

1. 感染防止対策の更なる徹底について（要請）