東京商工会議所 新事業・イノベーション創出委員会（委員長＝垣内威彦・三菱商事社長）は６月２３日、XR技術の社会実装と市場創造に挑戦している株式会社Synamon社長の武樋恒氏を講師にお招きし、明治大学で起業家セミナー（講義名「ベンチャービジネス論」）を開催しました。本セミナーは、学生に創業をより身近に感じてもらい、アントレプレナーシップを醸成することを目的として、同大学経営学部の岡田教授にご協力いただき開催したものです。今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ハイブリッド形式での講演となりました。
　講演では、「夢をカタチに～起業・創業に対する思いと軌跡～」とのテーマで、起業に至るまでの流れやターニングポイント、スタートアップとベンチャーの違いなどについてお話しいただきました。また、学生に対して「起業するにあたっては強い想いを持つことが大切である」と困難な状況の中でも、諦めない心を持ち続けることの大切さを語られました。
　講演後の質疑応答では「テクノロジー分野は多数あるが、なぜXRに興味を持ったのか、きっかけについて伺いたい」など学生から活発な質問が出ました。
　受講した学生からは「将来起業を考えており、心構えや起業後の注意点などを知ることができ大変参考になった」「講義を聞いて、起業により一層興味を持った」「起業の良さだけでなく、責任の大きさなど大変な部分も知ることができて良かった」などの声が聞かれました。