東京商工会議所（三村明夫会頭）は、4月2日（金）に、東京都医師会（尾﨑治夫会長）と意見交換会を実施しました。
　本意見交換会は、本年2月16日（火）に東京都・東京都医師会・東京商工会議所の3者でとりまとめた「新型コロナウイルス対策の徹底した取組に向けた共同宣言」に基づき、医療界と経済界双方の現状等について情報交換することを目的に開催されたものです。
　東京都医師会からは尾﨑会長をはじめとする幹部が、東商からは三村会頭のほか、東京の将来を考える懇談会の北沢座長らが出席しました。

　冒頭、三村会頭から、「医療提供体制は、社会経済活動の基礎的インフラであり、経済活動を一定のレベルで展開するにあたって、医療現場の課題や経済界の役割について意見交換したい」との挨拶がありました。
　尾﨑会長からは、「新型コロナウイルスを早めに抑え込むことが経済の回復につながる」との考えのもと、「医療界と経済界が情報を共有することによって、危機を乗り越えていく道筋が開ける」との発言がありました。
　その後、東京都医師会から東京の医療現場の現状について、東商から中小企業における新型コロナウイルスの影響等についてそれぞれ説明があった後、出席者による活発な意見交換がなされました。
　最後に、三村会頭、尾﨑会長の双方から、今後も継続的に意見交換する場を設けていきたいとの発言がありました。