金融部会（部会長＝宮田孝一・株式会社三井住友銀行会長）は11月13日（金）、ＪＰモルガン・チェース銀行市場調査本部長でマネジングディレクターの佐々木融氏を招き、講演会「ウィズコロナ・アフターコロナにおける内外経済・市場見通し」を開催、69人が参加しました。

　佐々木氏は、経済動向について、「日本、米国、ユーロ圏の実質GDPの水準は2021年第4四半期になっても2019年第4四半期の水準まで戻らない可能性がある」と解説し、米国大統領選挙や新型コロナウイルスなど最新のトピックを述べられました。
また、日本の為替動向について、今後数年間は、米ドル／円相場が「米ドル安・円高」方向に動く可能性を示されました。

　参加者からは「地政学的リスク等を踏まえたグローバルな視点の講演で大変勉強になった。」「最新のトピックを踏まえた今後の為替動向のご説明は大変分かりやすく、参考になった。今後の事業活動にいかしていきたい。」といった声があがりました。

　今後も金融部会では、皆様のビジネスに役立つ情報提供をしていきます。