東京商工会議所 新事業・イノベーション創出委員会（委員長＝垣内威彦・三菱商事社長）は5月20日、世界初のタブレットＰＯＳレジを開発した株式会社ユビレジ社長の木戸啓太氏を講師にお招きし、武蔵野大学で起業家セミナー（講義名「数理工学概論2」）を開催しました。本セミナーは、学生に創業をより身近に感じてもらい、アントレプレナーシップを醸成することを目的として、同大学工学部の高石教授にご協力いただき開催したものです。今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインでの講演となりました。
　講演では、「大学生の時に聞いておきたかったこと」とのテーマで、データサイエンスを専攻していた木戸社長から数理工学とビジネスの関係について、新型コロナウイルスなど最新の話題を交えお話しいただきました。また、学生に対して後悔最小化理論を用い、「やらなかったら待っているのは後悔だけであり、チャレンジすることを大事にしてほしい」と語られました。
　受講した学生からは「起業に興味があったものの、あまり現実的には考えていませんでしたが、今日の講演で挑戦してみようかなと思いました」「大学生に夢を与えてくれる興味深い授業でした」「大学生である今だからこそ、恐れずにいろいろなことに挑戦していきたい」などの声が聞かれました。

• 株式会社ユビレジ
• 武蔵野大学　数理工学科